出版社を探す

大阪アンダーワールド

著:若野康玄

紙版

内容紹介

玉と石が入り交じる街・大阪を舞台に生きるスネに傷を持つ男達のアンダーワールド
山口組直参にもっとも近づいた著者・若野康玄が初めて挑む人物ノンフィクション。
万博目前の大阪で繰り広げられる「赤と黒」のリアル!

第1章 孤高の喧嘩師・アンディ南野
独りで暴走族を潰し、地下格闘技「喧王」の初代チャンピオンになった男が北新地の「見回りパトロール」をするまで。
第2章 猛者蓮会長・田中宏策
関西圏で恐れられる不良たちが「父」と慕う人物の素顔と格闘技メジャー大会の裏事情
第3章 関西芸能界の「闇」
ガーシーに代表される「コーディネート」の真実。小出恵介をハメた「淫欲」あっせん業者たちの手口。
東京から大阪に拠点を移した「クローズZERO」俳優、高岡蒼佑が明かす「俺を殺しに来た」芸能界の闇勢力
第4章 山根明を潰した男・澤谷廣典
廃部した近大ボクシング部を完全復活させ、山根明を会長の座から引きずり落とした「豪腕」が明かす大阪ボクシング界の腐敗
第5章 逮捕歴11回・ダルビッシュ翔?
不良の激戦地「羽曳野」が生んだ暴れん坊兄弟の真実。一度はどん底まで落ちた男が「炊き出し」で更生するまで

著者略歴

著:若野康玄
1945年3月29日生まれ。大阪市出身。全日本格闘技振興会会長、一般社団法人競拳インターナショナル代表、若獅子会館館長。近畿大学で武道会・空手部で主将を務め4年生だった69年に右翼民族派団体「皇国学生同盟」を立ち上げる。71年、26歳の時、三代目山口組北山組内森組若頭として渡世入り。任?と民族派の集合を目指し、北山組・北山悟組長と一世一代の親子盃を結び直参となり矢野組組長に。竹中正久四代目暗殺事件の首謀者、悟道連合会・石川裕雄会長とは、大阪府警などの資料に「石川裕雄にもっとも影響を与えたのは、矢野康生である」と書かれる関係。山一抗争中は「一和会きっての気鋭の若手組長」と報じられるが、北山組長引退とともに北山組は解散。四代目山口組益田組に移り、益生連合会会長となる。宅見若頭射殺事件後の02年に沖縄で射殺された中野会・弘田憲二副会長とは一和会時代から兄弟分で、葬儀に参列したことを理由に五代目山口組から絶縁。若頭射殺事件で絶縁され独立組織となった中野会に副会長として迎え入れられ、太竜会会長となり02年に引退する。空手をはじめとする格闘技、民族派活動を通じ政財界に幅広い人脈を持つ。

ISBN:9784198655846
出版社:徳間書店
判型:4-6変
ページ数:248ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF