ルーパートのいた夏
著:ヒラリー・マッカイ
訳:冨永 星
紙版
内容紹介
英国の実力派作家が
ひとりの少女を軸に描く、壮大な青春小説。
2018年コスタ賞受賞作。
20世紀初めの英国。
生後三日で母を亡くした女の子クラリーと、
三つ年上の兄ピーターは、
父と三人でくらしていた。
子ども嫌いの父との生活には、
温かさはなかったけれど、
コーンウォールの祖父母の家ですごす夏は、
いつだってすばらしかった。
青緑色の海に、海岸沿いの崖、
ミツバチが飛び交いヒバリが鳴く荒れ地……。
そしてなにより、笑顔のすてきな
いとこのルーパートがいる。
クラリーは、いつしかルーパートに
淡い想いを抱くようになっていた。
しかし、第一次世界大戦がはじまり、
ルーパートは入隊、
平和な日常は終わりを迎えた……。
英国の実力派作家が
ひとりの少女を軸に描く、壮大な青春小説。
2018年コスタ賞受賞作。
ISBN:9784198652111
。出版社:徳間書店
。判型:B6
。ページ数:384ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2020年12月
。発売日:2020年12月17日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB。