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コクルおばあさんとねこ

文:フィリパ・ピアス
絵:アントニー・メイトランド
訳:前田 三恵子

紙版

内容紹介

コクルおばあさんは、ロンドンの町のふうせん売り。黒ねこのピーターをかわいがっています。あるとき、悪いお天気がつづいてさかなの値段が上がり、おばあさんはピーターにさかなを買ってやれなくなりました。するとピーターは家出してしまいました。心配のあまり、ひどくやせてしまったおばあさんは、強い風のふくある日、ふうせんにひっぱられて空にまいあがり…? 英国の名手ピアスによる短編を、オリジナルの絵とともに幼年童話の形で出版!

著者略歴

文:フィリパ・ピアス
1920-2006。イギリスの児童文学作家。『トムは真夜中の庭で』(岩波書店)でカーネギー賞を受賞。短編の名手としても知られ、「二十世紀の児童文学作家の中でもっとも優れ、もっとも愛された一人」と賞賛された。
絵:アントニー・メイトランド
1935年イギリス生まれ。デビュー作である絵本版(フルカラー版)の『コクルおばあさんとねこ』で、1961年ケイト・グリーナウェイ賞を受賞。以後、挿絵画家として、フィリパ・ピアスの『まぼろしの小さい犬』をはじめ、レオン・ガーフィールド、エリナー・ファージョン、ジョーン・エイキンなどの作品に絵を描き、高く評価されている。
訳:前田 三恵子
1930-2017。お茶の水女子大卒業後、アメリカで児童文学を研究。主な訳書に『ゾウのホートンたまごをかえす』(学研)、『荒野にネコは生きぬいて』(文研出版)など。

ISBN:9784198646141
出版社:徳間書店
判型:A5
ページ数:72ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2018年04月
発売日:2018年04月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB