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四人のおばあちゃん

作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
訳:野口 絵美
絵:佐竹 美保

紙版

内容紹介

ある日、お父さんとお母さんがいっしょに出張に行った。四人のおばあちゃんのうち、だれかがエルグとエミリーの兄妹のめんどうを見にくることになっていたけど、なんと四人がせいぞろい! うんざりしたエルグが、自分で作った<おいのりマシン>を使ってみたら、本当に魔法がはたらいて…?
「ファンタジーの女王」ダイアナの短編に人気画家佐竹美保の絵をふんだんに入れた、「アーヤと魔女」「ぼろイスのボス」に続く、低学年向けの読み物。

著者略歴

作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
1934~2011。オックスフォード大学でトールキンに師事。魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く手がけ、英国を代表するファンタジー作家と評された。作品に<ハウルの動く城>シリーズ、<大魔法使いクレストマンシー>シリーズなど。生涯に40作を越える作品を遺し、26の言語で翻訳出版され、2007年にはその業績に対し世界幻想文学大賞の生涯功労賞を受賞した。
訳:野口 絵美
早稲田大学第一文学部卒。翻訳家。訳書に『大魔法使いクレストマンシー 魔法使いはだれだ』『同 トニーノの歌う魔法』(徳間書店)など。
絵:佐竹 美保
児童書・ファンタジーの挿絵画家の第一人者。ダイアナ・ウィン・ジョーンズのほぼすべての作品の装画・挿絵を手がけ、生前の著者から「自分の本に挿絵をつけてくれた世界中の画家の中でもっとも好き」と言われた。ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品以外の挿絵では「西の善き魔女」シリーズ(荻原規子作 中央公論新社刊)「守り人」シリーズ(上橋菜穂子作 偕成社)など。

ISBN:9784198642068
出版社:徳間書店
判型:A5
ページ数:96ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2016年07月
発売日:2016年07月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB