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おねえちゃんにあった夜

文:シェフ・アールツ
絵:マリット・テルンクヴィスト
訳:長山 さき

紙版

内容紹介

おねえちゃんはぼくが生まれる前に亡くなった。だからぼくは、おねえちゃんにあったことがない。でもある日、ぼくはふしぎな声をきいた。「ねえ、あたしのおとうと! 今晩いっしょに、自転車ででかけようよ」そして夜になると、ほんとうにおねえちゃんが現れて…? 子どもが「死」を受け入れていく過程を、詩的な文章と叙情的な絵で描き出し、ヨーロッパで大きな話題を呼んでいる絵本。オランダ・銀の石筆賞、ベルギー・ボッケンレーウ賞受賞作。

著者略歴

文:シェフ・アールツ
ベルギーの作家・詩人。劇作家、ジャーナリストをへて作家デビュー。大人向けの文学4作、詩集1作のあと2012年に初の児童文学を発表、「現代の古典と呼ぶべき作品」と絶賛されている。
絵:マリット・テルンクヴィスト
オランダを代表する絵本作家。リンドグレーン作品に絵を描いた「赤い鳥の国へ」「夕あかりの国へ」、銀の石筆賞を受賞した「愛についてのちいさなおはなし」(小峰書店)などで知られる。
訳:長山 さき
関西学院大学大学院文学部修士課程修了。オランダ政府奨学生としてライデン大学に留学以来、オランダに暮らす。訳書に「天国の発見」(ムリシュ著、バジリコ)「よい旅を」(ユーケス著、新潮社)など。

ISBN:9784198640170
出版社:徳間書店
判型:A4
ページ数:48ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2015年09月
発売日:2015年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA