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トクマ・ノベルズ

無人駅と殺人と戦争

著:西村 京太郎

紙版

内容紹介

上信電鉄千平駅。下仁田行き始発電車の運転士がホームで俯せに倒れている老人を発見した。背中を数カ所刺されており、近くの病院で緊急手術を受けたが、間もなく死亡した。「ジャッジメント」、老人が死の直前に残したこの言葉が、謎として残った。群馬県警の捜査により、老人は、小原勝利、海軍兵学校の卒業生と判明した。しかし、それ以外の情報が掴めず、捜査は暗礁に乗り上げた。群馬県警は、警視庁の十津川警部に協力を要請するが……。

著者略歴

著:西村 京太郎
1930年東京都生まれ。都立電機工業学校卒業後、人事院に勤務。63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリーブームの先駆けとなる『寝台特急殺人事件』を発表、ベストセラーに。2005年第8回日本ミステリー大賞を受賞。十津川警部シリーズなどトラベルミステリ-から社会派推理まで幅広く活躍、読者の絶大な支持を受け、現在著作は560冊を超える。

ISBN:9784198509651
出版社:徳間書店
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2015年12月
発売日:2015年12月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ