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文春文庫

平蔵の母

著:逢坂 剛

紙版

内容紹介

おれには、はなから母親がいない、そう考えるのだ――。

売り出し中の料理屋<元喜世>に突然現れた「平蔵の母」きえ。その真偽は、平蔵の真意は。

池波正太郎没後なお多くの支持を集める『鬼平犯科帳』。父で挿絵家・中一弥氏が「オール読物」で挿絵を描いていた縁と、長年の愛読者だった著者が、「鬼平」へのオマージュをこめて、切れ味鋭く長谷川平蔵を蘇らせたシリーズ最新の第4作。収録作品は表題作の他、「せせりの辨介」「旧恩」「陰徳」「深川油堀」「かわほりお仙」の全6作。

ISBN:9784167921972
出版社:文藝春秋
判型:文庫
ページ数:384ページ
定価:810円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月09日