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文春文庫 は-3-58

ウェイティング・バー

著:林 真理子

紙版

内容紹介

結婚式が終わった夜のバー。花婿が、披露宴の司会をした美女とグラスを傾けながら、花嫁を待っている。「あの時もそうだったわね」。親し気なふたりの会話はやがて、決して花嫁に知られてはならない過去の妖しい秘密に触れて――(表題作)。脛に傷もつ男女におとずれる恐怖の瞬間をとらえた、10の傑作短篇集。 解説・酒井順子


酒井順子氏絶賛!
「女は、怖い」のではない。
「怖いから、女」なのだ。

waiting bar――背筋も凍る名言

あなたの奥さんはいいコよ。
だけど話すことが何もないのよ。

背の低い男って、粘着質って
いうけど本当ね。

三カ月も淋しい思いをしたけど、
男はたやすく手に入るもの。

※文庫『怪談』の新装版です

ISBN:9784167914905
出版社:文藝春秋
判型:文庫
ページ数:256ページ
定価:630円(本体)
発行年月日:2020年05月
発売日:2020年05月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ