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文春文庫 お-41-4

ニューヨークの魔法のさんぽ

著:岡田 光世

紙版

内容紹介


あなたに届け、この街の温もり。失う悲しみを知っているから、歩き出す勇気をくれる。ベストセラー「ニューヨークの魔法」シリーズ、待望の第4弾! テロで失った父親に語りかける少女。大震災を悼んで著者の手を握りしめて離さない人。唐突に名所案内を始めるバスの乗客、見上げた空に愛のメッセージ――。まるで、著者と一緒にこの街の人たちと会話を楽しみながら、ニューヨークを散歩しているかのよう。著者が撮影したカラー写真も満載。文庫書き下ろし。

【NYの魔法シリーズ】
人とのささやかな触れ合いを、ニューヨークを舞台に描く――。NYの小粋な言葉があふれる魔法の本たち。どの話にも、簡単なのに心に響く英語のフレーズが入っている。どの本から読んでも、胸を打つ! 「売れてる本」(朝日新聞)、「ポケットに1冊」(読売新聞)など人気書評コラムで取り上げられた話題のシリーズ。

第1弾『ニューヨークのとけない魔法』
第2弾『ニューヨークの魔法は続く』
第3弾『ニューヨークの魔法のことば』
第4弾『ニューヨークの魔法のさんぽ』
第5弾『ニューヨークの魔法のじかん』
第6弾『ニューヨークの魔法をさがして』

【シリーズ読者の声】
「大丈夫。もっと楽な気持ちで人と接してごらん。そう背中を押してくれる」
「心をわしづかみにされた。自分もこんなふうに生きてみたい」
「いつもこの本に戻ってきたくなる。心が落ち着く、まさに魔法の本!」
「笑いと涙。切なく温かい。英語も学べ、小学生の孫も夢中になって読んでいた」

【書評「ぜひ おすすめの本」クロワッサン】
ニューヨークでの生活の一断片が、そのまま人の心を捉える鮮やかな物語になる。岡田さんの手にかかると、ささやかなエピソードから生きる喜びや哀しみがあぶり出される。他人との一瞬のすれ違いが、血が通う一編に昇華する。
本書の温かさはニューヨークという特別な場でなく、岡田さん自身の飽くなき好奇心と多大な人類愛による。大学教授の夫が、本書でも重要な役回りを演じている。かくありたいと思わせる理想的な夫婦像だ。

ISBN:9784167801601
出版社:文藝春秋
判型:文庫
ページ数:256ページ
定価:820円(本体)
発行年月日:2011年12月
発売日:2011年12月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB