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少女が最後に見た蛍

著:天祢 涼

紙版

内容紹介

最高にエモーショナルな社会派本格ミステリ


「警察官になったのは、あの子の自殺に責任を感じてるから?」


未成年による事件を次々と解決に導く敏腕女性捜査員の心には
かつて、唯一救うことのできなかった少女が深い影を落としていた――


仲田の知られざる過去に迫る
大好評 <仲田シリーズ>第4弾連作集


あらすじ
 神奈川県警生活安全課の仲田蛍(なかたほたる)は、中学時代の同級生・来栖楓(くるす・かえで)と思いがけず再会する。来栖は当時、桐山蛍子(きりやま・けいこ)という同級生をいじめており、仲田は蛍子を楓から守ろうと手を尽くしていた。しかし、いじめを終わらせることはできず、かえって桐山を傷つけてしまい、最後は自殺してしまったのだった。
 事の次第を聞いた捜査一課の真壁は、自死の背後に仲田も知らない真相があるのではと感じて調べ始めると、意外な事実が浮かび上がり――(表題作)。

ISBN:9784163917795
出版社:文藝春秋
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年11月15日