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NHKシリーズ

こころをよむ 方言と日本のこころ

著:澤村 美幸

紙版

内容紹介

方言は、かわいい? あなたは今もお国ことばを使っていますか?

日本語の各地方の方言は、いつどのようにして生まれ、そして今、どのように位置づけられているのか? なぜ、東京の下町ではなく、山の手の言葉が標準語になったのか? 気鋭の日本語学者が、平安時代の『源氏物語』や江戸時代の「方言集」、明治時代の「方言札」から現代の「方言ラップ」まで、古今東西の具体的な言葉や事例をひもときながら、その多種多様な世界に迫る。面白くて、ためになる方言論!

第1回 方言は、かわいい? カッコいい?
第2回 方言ラップを聴いてみよう~その⑴ 
第3回 方言ラップを聴いてみよう~その⑵ 
第4回 平安貴族が方言に向ける視線 
第5回 鎌倉時代から江戸時代の人々は方言をどう見ていたか 
第6回 近代化の中で抑圧される方言 
第7回 方言の地位が劇的に変化する 
第8回 注目を集める手段としての方言 
第9回 方言が結ぶ人々の絆 
第10回 方言会話を記録する
第11回 気づかない方言
第12回 方言で遊ぶ若者たち
第13回 方言を味わう 方言で味わう

目次

第1回 方言は、かわいい? カッコいい?
第2回 方言ラップを聴いてみよう~その⑴ 
第3回 方言ラップを聴いてみよう~その⑵ 
第4回 平安貴族が方言に向ける視線 
第5回 鎌倉時代から江戸時代の人々は方言をどう見ていたか 
第6回 近代化の中で抑圧される方言 
第7回 方言の地位が劇的に変化する 
第8回 注目を集める手段としての方言 
第9回 方言が結ぶ人々の絆 
第10回 方言会話を記録する
第11回 気づかない方言
第12回 方言で遊ぶ若者たち
第13回 方言を味わう 方言で味わう

著者略歴

著:澤村 美幸
和歌山大学准教授。1980年、山形県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現在は和歌山大学教育学部准教授。博士(文学)。専門は、日本語学、方言学。著書に『ものの言いかた西東』(共著、岩波新書)、『日本語方言形成論視点』(岩波書店)、『方言学の未来をひらく│オノマトペ・感動詞・談話・言語行動』(共著、ひつじ書房)など。

ISBN:9784149110745
出版社:NHK出版
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CFFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:2GJ