教養・文化シリーズ
学びのきほん からだとこころの健康学
著:稲葉 俊郎
紙版
内容紹介
“健康”を再定義せよ!
私たちが思い描く“健康”は、間違っている? 古今東西の医療に精通する東大病院の医師が、「あたま」「からだ」「こころ」の3つのつながりから、健康に生きる心構えを伝授。普段は意識しない“自分の仕組み”を改めて知れば、健康の概念が一変する。医学知識ゼロで読める、目からウロコのレッスン。
目次
はじめに──「健康」を再定義してみる
第1章 「健康学」って何?
「健康」とは何か
西洋医学の「健康」
短期的な「健康」
長期的な「健康」
西洋医学と東洋医学
病気学と健康学
「あたま」の働き
肥大化した「あたま」
第2章 「からだ」のきほん
単細胞生物から多細胞生物へ
部分と全体の関係性
欠けてはならない「部分」
「からだ」のシグナル
複雑さを受け入れる
数値だけで判断しない
自力と他力
キュウリ形のトマト
第3章 「からだ」と「こころ」のつながり
「からだ」の構造
「こころ」の構造
感情の分かれ方
「快・不快」のセンサーを磨く
偽装された感情に気を付けろ
感情の働き
まずは「からだ」を動かしてみる
第4章 自分にとっての「健康学」
「健康」のためにできること
「治る」と「治す」
違和感を表現する
からだに触れる
自分で決める
身体感覚を取り戻す
「健康」のための「死」
充実した人生の入り口
おわりに──「健康学」という学び
健康学を深めるためのブックガイド