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100分 de 名著

太平記 2022年7月

著:安田 登

紙版

内容紹介

「あわいの時代」を生きる

後醍醐天皇、足利尊氏、楠木正成、高師直、佐々木道誉……南北朝時代を舞台に個性豊かな人物が躍動する、日本最長の軍記物語。既存の価値観が大きく移り行く「あわいの時代」に、何を信じて己の生をまっとうすべきか? 複雑な物語を大胆に整理しつつ、その真髄を余すところなく伝える。

著者略歴

著:安田 登
1956年、千葉県生まれ。下掛宝生流ワキ方能楽師。高校教師時代に能と出会う。ワキ方の重鎮、鏑木岑男師の謡に衝撃を受け、27歳で入門。ワキ方の能楽師として国内外を問わず活躍し、能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演などを行うかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を全国各地で開催。おもな著書に『能 650年続いた仕掛けとは』(新潮新書)、『すごい論語』『あわいの力』(いずれもミシマ社)、『役に立つ古典』(NHK出版 学びのきほん)、『見えないものを探す旅』(亜紀書房)など。

ISBN:9784142231416
出版社:NHK出版
判型:A5
ページ数:116ページ
定価:545円(本体)
発行年月日:2022年06月
発売日:2022年06月27日