ホスピスで死にゆくということ
著:株本 千鶴
紙版
内容紹介
人びとにとっての望ましい最期を支えるホスピスが,「医療化」によってどのように変化したのか.日本と韓国の医療者へのインタビュー調査を通じて,これからのホスピスのあり方や,当事者や家族の終末期ケアの意思決定と,社会の理解の必要性を丹念に提示する.
目次
序 章 死にゆくことの社会学
第I部 ホスピスを分析する視点と枠組み
第1章 ホスピスの「医療化」とは何か?
第2章 ホスピスの「医療化」への三つの過程
第II部 ホスピスの「医療化」の背景と実態
第3章 日韓ホスピスの歴史
第4章 制度化によるホスピスの「医療化」
第III部 ホスピスを推進する医療者の認識
第5章 ホスピス実践と運動
第6章 専門化と制度化
第7章 ホスピスの「医療化」と望ましいホスピス
終 章 ホスピスの構想にむけて
Dying in Hospice Care in Japan and Korea: A Comparative Study
Chizuru KABUMOTO
ISBN:9784130664097
。出版社:東京大学出版会
。判型:A5
。ページ数:336ページ
。定価:4800円(本体)
。発行年月日:2017年03月
。発売日:2017年04月05日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MBN。