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政権交代の政治力学

イギリス労働党の軌跡 1994-2010

著:今井 貴子

紙版

内容紹介

サッチャーの登場により不可能とみられていたイギリス労働党の政権奪還は,いかにして成し遂げられたのか?
――党首二代にわたる党の立て直しののち,党首に就任したトニー・ブレアのもと抜本的な改革を経て政権交代を実現し,長期政権を築いた労働党の戦略と政策デザインを辿る.今日まで続く功績と負の遺産の解明を通じて,現代における政権交代の意義と教訓を提示する.

目次

序 章 政権交代にどうアプローチするか 
第1章 ネオ・リベラリズム時代のイギリス政治
第2章 ブレア党首の誕生
第3章 ブレア労働党の党内革命と右旋回
第4章 総選挙マニフェストの形成過程
第5章 労働党政権の制約と裁量
第6章 労働党政権の功罪
終 章 政権交代の光と影

Seeking and Maintaining Power: The Strategies, Achievements and Lessons of the British Labour Party, 1994-2010
Takako IMAI

著者略歴

著:今井 貴子
成蹊大学法学部教授

ISBN:9784130362672
出版社:東京大学出版会
判型:A5
ページ数:296ページ
定価:5200円(本体)
発行年月日:2018年02月
発売日:2018年02月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPL