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全集

ワイド版 マンガ日本の古典 21 御伽草子

著:やまだ 紫

紙版

内容紹介

室町から江戸時代初期にかけて、わかりやすい散文の短篇読み物が多く書かれ、それらは一般に「御伽草子」と呼ばれた。大坂の書肆渋川清右衛門が、そのうちの二三作品を『御伽草子』または『御伽文庫』と称して江戸中期までに出版したと推定される。本書では、その中から童話的色合いが濃い「ものくさ太郎」「一寸法師」など六篇を収載。やまだ流〝世にも不思議な物語をお楽しみください。

〈目次〉

目 次

一寸法師

鉢かづき

長谷雄草紙

ものくさ太郎

酒呑童子

猫の草子

著者略歴

著:やまだ 紫
やまだ紫

1948年(昭和23年)、東京生まれ。1966年、詩の同人会「しちにん」に参加。デザイン事務所に勤めるかたわら、月刊漫画誌「COM」へ投稿を始める。69年、同誌に『ひだり手の…』が掲載されデビュー、71年「ガロ」に『ああせけんさま』が入選。以後、漫画、詩、エッセイと多方面にわたって作品を発表する。85年『ゆらりうす色』が『ベッド・イン』のタイトルで映画化。九五年、詩人井坂洋子氏との合作を収めた『夢の迷子たち』を出版する。主な著書に、漫画『性悪猫』『鈍たちとやま猫』『しんきらり』『Blue Sky』、詩画集『樹のうえで猫がみている』、エッセイ集『満天星みた』『どうぞお勝手に』などがある。2009年5月死去。

ISBN:9784124036190
出版社:中央公論新社
判型:A5
ページ数:256ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA