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全集

マンガ日本の古典 16 吾妻鏡 下

ワイド版

著:竹宮 惠子

紙版

内容紹介

『吾妻鏡』は鎌倉幕府の公用記録書である。治承四(西暦一一八〇)年四月から文永三(一二六六)年七月までの鎌倉幕府の事績が編年体で記されている。約十二年間分の欠落箇所があるが、それが意図的なものかどうかは不明。徳川家康も愛読したと伝えられており、中世武家社会の様子を知る上で、大変貴重な資料のひとつである。下巻では建久七(西暦一一九六)年の政変以降を描く。

〈目 次〉

第十四章 朝廷政変

第十五章 二代将軍

第十六章 蹴鞠百か日

第十七章 頼家謀殺

第十八章 時政失脚

第十九章 もずの早贄

第二十章 和田の乱

第二十一章 欣求浄土

第二十二章 右大臣実朝

第二十三章 上皇謀反

第二十四章 新時代

著者略歴

著:竹宮 惠子
竹宮惠子

1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。70年、雑誌連載をきっかけに上京。以後、SF、同性愛、音楽などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩(うた)』『地球(テラ)へ…』により第25回小学館漫画賞を受賞。主な作品に『ファラオの墓』『イズァローン伝説』『私を月まで連れてって!』『紅にほふ』『天馬の血族』『マンガ日本の古典 吾妻鏡』などがある。京都精華大学にて2000年~教授就任。14年~18年学長。2014年紫綬褒章受章。

ISBN:9784124036145
出版社:中央公論新社
判型:A5
ページ数:280ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2021年01月
発売日:2021年01月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA