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中公文庫 よ39-10

なにごともなく、晴天。

著:吉田篤弘

紙版

内容紹介

鉄道の高架下商店街〈晴天通り〉で働く美子の前に、ある日、コーヒーと銭湯を愛する探偵が現れる。その話を聞いた町の人たちは、それぞれの秘密を語りだす。忘れたはずの出来事や未来への迷いをふりはらう、小さな勇気と決断。遠くからそっと誰かを想う優しさにふれ、新しい一歩を踏み出す物語。巻末に「荒野のベーコン醤油ライスの作り方」を新規収録。

著者略歴

著:吉田篤弘
吉田篤弘
一九六二年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作と装幀の仕事を手がけている。著作に『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『おるもすと』『金曜日の本』『月とコーヒー』『中庭のオレンジ』『物語のあるところ――月舟町ダイアローグ』など多数。

ISBN:9784122074613
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:780円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ