内容紹介
映画「王将」で知られる反骨の棋士・坂田三吉(一八七〇~一九四六)。その明治・大正・昭和三代にわたる破天荒な人生を村松梢風「二人の王将」、織田作之助「聴雨」「勝負師」、藤沢桓夫「阪田三吉覚え書」の名篇でたどる。巻末に北條秀司、内藤國雄らの随筆を併録。文庫オリジナル 〈解説〉西上心太
著者略歴
著:織田 作之助
一九一三(大正二)年、大阪生まれ。小説家。主な作品に小説「夫婦善哉」「世相」「土曜夫人」、評論「可能性の文学」などのほか、『織田作之助全集』がある。一九四七(昭和二二)年没。
著:藤沢 桓夫
一九〇四(明治三七)年大阪府生まれ。小説家。東京帝国大学国文科卒業。主な作品に「辻馬車時代」「新雪」「大阪自叙伝」など。 一九八九(平成元)年死去。
著:村松 梢風
一八八九(明治二二)静岡県生まれ。小説家。慶応義塾大学中退。主な作品に「琴姫物語」「正伝清水次郎長」「本朝画人伝」など。一九六一(昭和三六)年没。
ISBN:9784122071230
。出版社:中央公論新社
。判型:文庫
。ページ数:240ページ
。定価:820円(本体)
。発行年月日:2021年10月
。発売日:2021年10月19日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。