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中公文庫

ファウスト

悲劇 第二部

著:ゲーテ
訳:手塚 富雄

紙版

内容紹介

グレートヒェンを悲運のどん底に落とし心身ともに疲れきったファウストは、しかし「最高の生き方をめざして絶えず努力をつづけよう」と決意する。巨匠ゲーテがその八十年の生涯をかけて、言葉の深長な象徴力を駆使しつつ自然と人生の深奥に迫った不朽の大作の画期的な名訳。

著者略歴

著:ゲーテ
ゲーテ

Johann Wolfgang Goethe 一七四九―一八三二年。ドイツのフランクフルト・アム・マインに生まれる。ドイツを代表する詩人、劇作家、小説家。また、色彩論、動植物形態学、鉱物学などの自然研究にも従事、さらにワイマール公国の宮廷と政治、行政に深く関わる。小説の代表作に『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』など。
訳:手塚 富雄
手塚富雄

一九〇三(明治三六)年宇都宮市生まれ。東京帝国大学文学部独文科を卒業と同時に旧制松本高校教授となる。四三年から六四年まで東京大学文学部でドイツ近代抒情詩を講義する。東京大学名誉教授。文化功労者。八三(昭和五八)年没。著書に『手塚富雄著作集』(全八巻)ほか、訳書にゲーテ『ファウスト』(読売文学賞)、リルケ『ドゥイノの悲歌』ほか多数。

ISBN:9784122067424
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:560ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2019年05月
発売日:2019年05月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DD