出版社を探す

中公文庫

少女架刑

吉村昭自選初期短篇集 I

著:吉村 昭

紙版

内容紹介

徹底した取材と綿密な調査に基づいた重厚な歴史小説で知られる著者。その文学的出発点を示す初期作品群から、死体の側から生の姿を問う表題作、初の芥川賞候補作「鉄橋」など一九五二年から六〇年に発表された七編を収める。巻末にエッセイ「遠い道程」を収録。(全二巻)

著者略歴

著:吉村 昭
1927年生まれ。66年『星への旅』で太宰治賞受賞、会社勤務をやめて本格的な作家活動にはいる。73年ドキュメント『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、79年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、79年『破獄』で読売文学賞をそれぞれ受賞。著書に『高熱隧道』『神々の沈黙』『破獄』『冷い夏、熱い夏』『長英逃亡』『桜田門外ノ変』『花渡る海』『黒船』『天狗争乱』など多数ある。

ISBN:9784122066540
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:320ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2018年10月
発売日:2018年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ