内容紹介
長く影響を受けてきた国、中国。距離的にも心理的にも近いが、その政策、対外行動、中国で起こる事件は理解しがたいものである。本書は日本の中国近現代史研究をひもとき、日本人の中国観に迫る。文化大革命、日中国交正常化、天安門事件などを経て、日本の隣国への見方はどう変化したのか、丹念に追う。
著者略歴
著:小野寺 史郎
小野寺史郎
1977年岩手県生まれ。東北大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。京都大学人文科学研究所附属現代中国研究センター助教、埼玉大学教養学部准教授などを経て、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は中国近現代史。著書に『国旗・国歌・国慶――ナショナリズムとシンボルの中国近代史』『中国ナショナリズム――民族と愛国の近現代史』、共著に『中国と東部ユーラシアの歴史』などがある。
ISBN:9784121101228
。出版社:中央公論新社
。判型:4-6
。ページ数:272ページ
。定価:1700円(本体)
。発行年月日:2021年11月
。発売日:2021年11月09日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPC。