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中公新書 2647

高地文明―「もう一つの四大文明」の発見

著:山本 紀夫

紙版

内容紹介

「四大文明」は、ナイルや黄河などの大河のほとりで生まれたとされるが、はたしてこれは正しいか。これら以外にも、独自の文明が開花し、現代の私たちにも大きな影響を与えた地域があるのではないか。それが熱帯高地だ。本書はアンデス、メキシコ、チベット、エチオピアの熱帯高地に生まれ、発展してきた4つの古代文明を紹介する。驚くほど精巧な建築物、特異な環境に根ざした独特な栽培技術や家畜飼育の方法等、知られざる文明の全貌とは?

著者略歴

著:山本 紀夫
山本紀夫

1943年,大阪府生まれ.70年,京都大学農学部農林生物学科卒業,76年,京都大学大学院博士課程修了.国立民族学博物館助手,助教授,教授を経て,現在,国立民族学博物館名誉教授.1984~87年,国際ポテトセンター客員研究員.専攻・民族学,環境人類学.農学博士(京都大学),学術博士(東京大学).第19回大同生命地域研究奨励賞,第8回秩父宮記念山岳賞,第8回今西錦司賞,第29回松下幸之助花の万博記念賞をそれぞれ受賞.

ISBN:9784121026477
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:336ページ
定価:1050円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHB