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中公新書 2561

キリスト教と死

最後の審判から無名戦士の墓まで

著:指 昭博

紙版

内容紹介

人は死んだらどこへ行くのか――。古来、人々は死後の世界をさまざまにイメージしてきた。本書は、天国と地獄、「最後の審判」、幽霊などキリスト教の世界観を解説した上で、カトリックとプロテスタントの意外に深刻な差異を指摘。その死生観によって生み出されてきた墓やモニュメント、シェイクスピアらの文学や映画、芸術作品など、中世から近現代に至るイギリスを中心に、「死の文化」の豊かな世界を紹介する。

著者略歴

著:指 昭博
指昭博

1957年(昭和32年)、大阪府岸和田市に生まれる。大阪大学文学部卒業。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。大阪大学助手、追手門学院大学助教授などを経て、現在、神戸市外国語大学学長・教授。専門は近世イギリス史。著書に『イギリス宗教改革の光と影』(ミネルヴァ書房、2010年)、『イギリス発見の旅』(刀水書房、2010年)、『はじめて学ぶイギリスの歴史と文化』(ミネルヴァ書房、2012年)、『図説イギリスの歴史』(増補新版、河出書房新社、2015年)などがある。

ISBN:9784121025616
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:288ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRM
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QRAX