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中公新書

シンクタンクとは何か

政策起業力の時代

著:船橋 洋一

紙版

内容紹介

世界大戦や恐慌など歴史上の危機から生まれたシンクタンク。具体的な政策につながる革新的なアイデアを提言し、社会を動かしてきた。世界はいま、ポピュリズムの台頭や中国とロシアによる「情報戦争」の挑戦に直面している。シンクタンクの「政策起業家」たちはどう応えようとしているのか。そして「シンクタンク小国」日本の課題は何か。
米国のシンクタンクの現場で働き、現在は自らシンクタンクを率いるジャーナリストが、実体験をもとに知られざる最前線を描く。

著者略歴

著:船橋 洋一
1944年北京生まれ。東京大学教養学部卒。68年、朝日新聞社入社。北京特派員(80~81年)、ワシントン特派員(84年~86年)、アメリカ総局長(93~97年)などを経て、朝日新聞社主筆(2007~10年)。この間、米ハーバード大学ニーメンフェロー(1975~76)、米国際経済研究所(IIE)客員研究員(1987)、米コロンビア大学ドナルド・キーン・フェロー(2003)、米ブルッキングス研究所特別招聘スカラー(2005~06)を歴任。2013年まで国際危機グループ(ICG)執行理事を務め、現在は、三極委員会(TrilateralCommission)のメンバーである。慶應義塾大学法学博士号取得(1992)。2011年9月に日本再建イニシアティブ(17年7月にアジア・パシフィック・イニシアティブに発展的改組)を設立し、理事長に就任。

ISBN:9784121025326
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:320ページ
定価:920円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB