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中公新書

ナポレオン四代

二人のフランス皇帝と悲運の後継者たち

著:野村 啓介

紙版

内容紹介

コルシカ島出身の一軍人から皇帝にのぼりつめた英雄ナポレオン。ヨーロッパ各地に侵攻し、フランス革命がうみだした近代的価値を広めた。一八四八年の二月革命から大統領に当選、クーデターによって皇帝になったその甥、三世。ともに戦争に敗れて歴史の表舞台から退く。革命と激変の時代に、「ナポレオン」は議会や民衆にどう利用され、また求められたのか。誰もが知る二人の皇帝とその息子に光を当て、ナポレオンの一族からフランス近代史を読み解く。

著者略歴

著:野村 啓介
1965年福岡県生まれ.90年九州大学文学部史学科卒業.ボルドー第3大学史学科第3期課程専門研究課程.96年DEA(専門研究課程修了証書)取得.97年九州大学大学院文学研究科史学専攻 博士後期課程単位取得退学.98年鹿児島大学法文学部助教授.2003年より東北大学大学院国際文化研究科助教授を経て,07年より東北大学大学院国際文化研究科准教授

ISBN:9784121025296
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:288ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2019年02月
発売日:2019年02月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WQY