内容紹介
1915年に公開された『国民の創生』を皮切りに、ハリウッド映画はアメリカ大統領を描き続けてきた。架空の大統領には人々の不満や希望が投影される一方、現実の大統領たちはF・D・ローズヴェルトからケネディ、レーガンと代を重ねるにつれ、ハリウッド流のイメージ戦略を採用するようになる。大統領を軸に政治と映画の相互作用を読み解き、トランプ大統領に揺れるアメリカの本質に迫る。
著者略歴
著:村田 晃嗣
1964年、神戸市生まれ。87年、同志社大学法学部卒業。95年、神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。この間、91~95年、米国ジョージ・ワシントン大学留学。広島大学総合科学部助教授、同志社大学助教授などを経て、2005年より同志社大学教授。2013年から16年まで同志社大学学長を務めた。著書に『大統領の挫折』(有斐閣、1998年、アメリカ学会清水博賞・サントリー学芸賞受賞)。『戦後日本外交史』(共著、有斐閣、1999年、吉田茂賞受賞)、『アメリカ外交』(講談社現代新書、2005年)、『レーガン』(中公新書、2011年)、『銀幕の大統領ロナルド・レーガン』(有斐閣、2018年)など。
ISBN:9784121025272
。出版社:中央公論新社
。判型:新書
。ページ数:272ページ
。定価:860円(本体)
。発行年月日:2019年02月
。発売日:2019年02月19日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:NH。