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中公新書

気象予報と防災―予報官の道

著:永澤 義嗣

紙版

内容紹介

かつて「天気図を三千枚書いて一人前」と言われた職人集団が気象庁予報官である。彼らはどんな業務をして、なにを考えているのか。気象予報士とはどこが違うのか。「夜明け前が一番忙しい」「梅雨明け宣言をいつ出すのか」など予報官の仕事の実際から、「上空の寒気」「冬型の気圧配置」など注意を要する気象用語の解説、さらに激甚化が進む災害に際して「警報を出すタイミングは?」など新たな使命について紹介する。

著者略歴

著:永澤 義嗣
1952年(昭和27年)札幌市生まれ.1975年,気象大学校卒業.網走地方気象台を皮切りに,札幌管区気象台,気象庁予報部,気象研究所などで勤務.気象庁予報第一班長,札幌管区気象台予報課長,気象庁防災気象官,気象庁主任予報官,旭川地方気象台長,高松地方気象台長などを歴任.2012年(平成24年)気象庁を定年退職.気象予報士(登録番号第296号). 著書『天気図の散歩道』(日本気象協会,1995年)、『天気図の散歩道(改訂版)』(クライム,2008年)、『新・教養の気象学』(共著,朝倉書店,1998年)、『気象科学事典』(共著,東京書籍,1998年)、『気象ハンドブック(第3版)』(共著,朝倉書店,2005年)、『気象予報士ハンドブック』(共著,オーム社,2008年)、『身近な気象の事典』(共著,東京堂出版,2011年)、『気象災害の事典』(共著,朝倉書店,2015年)ほか.

ISBN:9784121025203
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:296ページ
定価:960円(本体)
発行年月日:2018年12月
発売日:2018年12月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:RBP