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中野京子の西洋奇譚

著:中野 京子

紙版

内容紹介

箒にまたがり飛翔する魔女、笛吹き男に連れられ姿を消したハーメルンの子供たち、暗殺された二人の米大統領の驚愕すべき共通点、悪魔に憑かれたルーダンの修道女、冷戦下のソ連で学生達を襲った凄惨な未解決事件、蛙の雨、ドッペルゲンガー、犬の自殺橋etc.



事件や伝承に隠された、最も恐ろしい真実とは?

稀代の語り手中野京子が贈る、21の「怖い話」。




目次


ハーメルンの笛吹き男/マンドラゴラ/ジェヴォーダンの獣/幽霊城/さまよえるオランダ人/大海難事故/ゴーレム/ブロッケン山の魔女集会/蛙の雨/ドラキュラ/犬の自殺/ホワイトハウスの幽霊/エクソシスト/貴種流離譚/デンマークの白婦人/ドッペルゲンガー/コティングリー事件/十字路/斬られた首/ファウスト伝説/ディアトロフ事件

著者略歴

著:中野 京子
中野京子

北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、雑誌や新聞の連載、講演、テレビ出演など幅広く活動。『怖い絵』シリーズ(角川文庫)刊行10周年を記念して開催された、2017年度「怖い絵展」では特別監修を務めた。他の著書に『名画の謎』シリーズ(文藝春秋)、『名画で読み解く 王家12の物語』シリーズ(光文社新書)、『美貌のひと』(PHP新書)『怖い絵で人間を読む」(NHK出版新書)など多数。近著に『新 怖い絵』(KADOKAWA)、『画家とモデル』(新潮社)など。著者ブログは「花つむひとの部屋」

ISBN:9784120053306
出版社:中央公論新社
判型:4-6
ページ数:200ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC