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壁の世界史

万里の長城からトランプの壁まで

著:イアン・ヴォルナー
訳:山田 文

紙版

内容紹介

「国境に高い高い壁(great great wall)を建てて、メキシコに建設費を払わせてやる」――トランプ大統領の発言で注目を集める「壁」。人はなぜ土地を分断しようとするのか? 環境は人間の思考にどのように影響するのか? 壁はどうやって作るのか? 建築史家である本書の著者は、中国、中東、北イングランドなどの「境界線」を辿りながら、壁という存在の謎に迫る。

著者略歴

著:イアン・ヴォルナー
イアン・ヴォルナー

マンハッタンを拠点に活動する建築史家、デザイン批評家。コロンビア?学で建築史・理論の学?号、ニューヨーク?学インスティテュート・オブ・ファイン・アートで建築史・批評の修?号を取得。著書にMichael Graves:Design for Life(2017 年)とThis is Frank Lloyd Wright(2016 年)がある。ウォール・ストリート・ジャーナル、ニュー・リパブリック、アートフォーラムなど主要な媒体に頻繁に寄稿している。
訳:山田 文
翻訳家。イギリスの大学・大学院で西洋社会政治思想を学んだのち、書籍翻訳に携わる。

ISBN:9784120052880
出版社:中央公論新社
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHB