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ピアノの近代史

技術革新、世界市場、日本の発展

著:井上 さつき

紙版

内容紹介

19世紀の世界のピアノの技術の向上と同時に国産に情熱を傾けた山葉寅楠、独立した河合小市によりヤマハやカワイなどの日本の楽器メーカーが世界を席巻するまでに独自の発展を成し遂げた経緯を描く。

著者略歴

著:井上 さつき
井上さつき

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。同大学院博士課程満期退学。論文博士(音楽学)。修士課程在学中にフランス留学。パリ・ソルボンヌ大学修士課程修了。

現在、愛知県立芸術大学音楽学部教授。主な著書に『パリ万博音楽案内』(音楽之友社、1998)、『音楽を展示する――パリ万博1850-1900』(法政大学出版局、2009)、『フランス音楽史』(今谷和徳氏と共著、春秋社、2010)など。訳書にミシェル・カルドーズ『ジョルジュ・ビゼー』(平島正郎氏との共訳、音楽之友社、1989)、アンリ=ルイ・ド・ラ・グランジュ『グスタフ・マーラー――失われた無限を求めて』(船山隆氏との共訳、草思社、1993)、アービー・ オレンシュタイン『ラヴェル――生涯と作品』(音楽之友社、2006)などがある。

ISBN:9784120052675
出版社:中央公論新社
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:2900円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDP