新潮文庫nex(ネックス)
小さいおじさん
著:堀川 アサコ
紙版
内容紹介
市役所建設課に勤める新米女子職員の千秋はある日、給湯室で不思議なものを目にした。歌をうたいながら踊る着物姿のおじさん――驚くべきことに、その身の丈は15センチほどしかない。孤独な人にだけ見える、小さい(だけどへそまがりで態度は大きい)おじさんの力を借りて、5年前の殺人事件の謎に挑むことになった千秋だが……。史上もっとも凸凹なコンビで贈るミステリ、誕生。