小学館101新書
知られざる国民病「ロコモ症候群」
著:平石 貴久
著:剱木 久美子
紙版
内容紹介
筋肉と骨の障害「ロコモ症候群」を解説する
日本の人口の約四割、四七○○万人が予備軍だと言われている運動器症候群――それがロコモティブ・シンドローム(通称ロコモ)である。
筋肉・骨・関節という運動器に障害が生じて運動機能が低下すると、骨折のリスクが高まり、要介護や寝たきり、はたまた認知症になる危険性がぐっと増す。ロコモは、予備軍二○○○万人と言われるメタボリック症候群と並ぶ現代人の国民病であり、若い人も決して他人事ではない。「ロコモとメタボは手をつないでやってくる」と言うように、併発する危険性はとても高く、厄介なものである。
本書では「脱ロコモ」に必要な正しい知識と毎日できる簡単なトレーニング法を紹介する。巻末のイラストで紹介したロコモ・トレーニング、通称ロコトレを毎日実践すれば、いきいき健康長寿実現は夢ではない!