ちいさないのち
最古の大陸、オーストラリア
文:相原 正明
内容紹介
みんながおともだちで地球が元気になれます
宇宙のどこかのお星さま。
お星さまは、一本の白い木を育てていました。
その「ちいさないのち」はひとりぼっちでした。
どうして、ここには、ぼくしかいないの?
熱帯から沙漠まで、さまざまな環境を有するオーストラリア大陸。
世界最古の大陸ともいわれ、
その雄大な風景は、地球創世期を彷彿とさせます。
無人の荒野でキャンプし、オーストラリアを撮影し続ける写真家が
大陸と一体になって感じたもの、それは、40億年以上生きている、
「地球」という「いのち」の素晴らしさでした。
地球という場所で「いのち」が誕生した素晴らしさを、
壮大な風景写真と創作ストーリーに乗せて伝える写真絵本です。
著者略歴 ● 相原正明(あいはら まさあき)
1958年東京都出身。オートバイによるオーストラリア単独撮影ツーリングに向かい、彼の地にて大陸とネイチャー・フォトの虜になる。撮影ではホテル等は使わず、必ず撮影場所でキャンプして大陸と一体になることを心掛け、1年のうち2~3か月はアウトバック(オーストラリアの荒野)で撮影をしている。これまでオーストラリア大陸を旅した距離は18万キロに及ぶ。
現在、オーストラリア・タスマニア州政府フレンズ・オブ・タスマニア(親善大使)の称号を持ち、オーストラリア政府ならびに各州政府、観光局、現地企業でも高い評価を得ている。「体感するオーストラリア」(オーストラリア政府観光局)にて、中日新聞広告賞を受賞。
著作に、
『砂の大陸』(星成出版)、『地球日和』(アスペクト)、
『天のしずく』(WAVE出版)、『オーストラリア100の不思議』
『オーストラリア100の花』(共著、阪急コミュニケーションズ)、
『静かな場所』(ピエブックス)など多数。