印象派の挑戦
モネ、ルノワール、ドガたちの友情と闘い
著:島田 紀夫
紙版
内容紹介
19世紀後半のパリ、激動の時代を舞台に、モネ、ルノワール、ドガ、シスレー、モリゾら若き無名の画家たちが、幾多の困難を乗り越え、「印象派」という新しい芸術を生み出していった、熱き青春の友情と闘いの記録。国内外の最新研究成果をもとに、印象派の画家たちが、どのように展覧会を企画・運営し、どのような問題に直面したのか、どのようにして困難を克服し、巨匠への道を歩んでいったのかを、これまで断片的でしかなかった情報をはじめて有機的に結びつけ、当時の社会状況を背景に、1冊にまとめたものです。フランス近代美術史の第一人者として印象派研究をライフワークとする著者にとって、1つの集大成となり、資料的価値も極めて高いものといえます。