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バッハ全集

バッハ全集 13 室内楽曲

編著:ヴォルフ,C.(クリストフ)
編著:三宅 幸夫

紙版

内容紹介

無伴奏ヴァイオリン・ソナタやチェロ組曲などバッハの室内楽曲を集大成

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタやパルティータそして、無伴奏チェロ組曲などの作品は、いずれにしても演奏家にとっての究極の目標となっています。今回はそれらの無伴奏曲をはじめ、リュート組曲、ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ、フルートとチェンバロのためのソナタなど、バッハの室内楽のすべてを集めました。本全集の中で、なかなかバラエティーに富んだ巻といえます。 演奏家にとって演奏するのが難しい曲が多いのですが、それだけ中身が濃いのが、今回配本の「室内楽曲」といえましょう。演奏者は、セルシェル、ミルシテイン、マイスキー、そしてムジカ・アンティカ・ケルンのメンバーがこれに挑戦していますが、いずれもすばらしい熱演です。一方、今回の書籍の方は、日本の若手演奏家の中でも注目されている鈴木秀美、寺神戸亮氏のエッセイや、海外からバッハ研究所のライジンガー博士、ハーバード大学のヴォルフ博士の論文など力作揃いです。概説と作品解説は三宅幸夫氏があたり、バッハの室内楽をより深く知るすばらしい内容となっています。器楽曲ファンには目が離せないのが今回配本の「室内楽曲」です。どうぞご期待ください。

ISBN:9784096120132
出版社:小学館
判型:B5
ページ数:268ページ
定価:27143円(本体)
発行年月日:1997年