がんで死なない~大切な人をがんで失わない「がん治療」 初期の
まんがでわかる 賢い患者入門
著:北見 けんいち
著:藤野 邦夫
内容紹介
4期のがん患者でも治る時代が来た
わかりやすいまんがとワンポイントアドバイス、最新情報を網羅した超実用本。がんと診断されたばかりの患者と家族を対象に、慌てず確信を持って行動できるよう初期対応から正しい方向に導く初めてのガイドブックです。
著者は「がん難民コーディネーター」藤野邦夫。彼が、25年関わった約3000人のがん患者からの生の声をもとに、初期の初期での治療が決まり、そして「がんで死ぬことはない」状況に導きます。
また、「釣りバカ日誌」の北見けんいちの愉快だけど、ためになるマンガがついつい失敗しがちなミスを指摘してくれます。
そして、各項目ごとにある藤野&北見の「ワンポイントアドバイス」でしっかりと「賢い患者」になっていただきます。
また、今後の人生で一番大切な「免疫力」と「体力」を維持していくための十か条
【編集担当からのおすすめ情報】
この本に関わった人たちは、すべて『がん』サバイバーだったり、『がん』で大切な人を亡くした経験のあるスタッフです。「あの時こうしたらよかった」とか「ここでこういわれて何をしたらよいのか真っ白だった」といったディスカッションを重ね、時間をかけて話し合い完成に向けて進めていきました。
しかし、がんの世界は刻々と進歩していて最初に書いた治療法より、よりよいとされる物がようやく日本で認められたり、高価だった抗がん剤がより手に入れやすくなったり・・・最新情報を入れ込んでいく事にもかなり気を遣いました。
この本には『愛』があります。
がんにかかっても、恐れたり落ち込んだりする事なく、いままでと変わらない生活を過ごせるようになっていただきたい・・・という思いは一貫しています。
がんにかかったら、初期の対応がすべてです。そして本人が明るく生きる事が一番重要なのです。
この本をいつも身近に置いていただき、たとえ重いがんになっても家族や友人を悲しませないように、生還してほしいと切に思って作った本なのです。
目次
まんがでわかる賢い患者入門
「がんで死なない」
~大切な人をがんで失わない「がん治療」 初期の初期ガイド~
目次
はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・………・・・・・6
人物紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…・・……8
第1章 あなたの病気は、がんです・・・・・・・・・・・・・・・・・・…・・・9
最初にがんの診断を受けたときにどうするか・・・・10
家に帰ったあと家族はなにをするか……………24
第2章 いまの病院・治療法でいいかどうか………・・・・・・・・31
とにかく情報を集めよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
表・患者側にとって信頼できるサイト…………35
いまの病院でいいの?………………………………40
セカンドオピニオンを求めよう…………………46
どこにセカンドオピニオンを聞きに行くか・・・・・・56
表・セカンドオピニオンを聞きに行く際の参考窓口・・60
第3章 ふりかかるさまざまな悩み………・・・・・・・・・・・・・・・66
仕事はどうするか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67
医療費という問題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76
表・胃がん患者と乳がん患者医療費の実例・・・・・・77
表・医療費減少化や保証、貸付の制度・・・・・・90
家族のケア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92
第4章 治療を受ける前に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99
治療を受ける前の準備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100
各種検査は何を調べるの?・・・・・・・・・・・・・・・・108
表・腫瘍マーカーの対象となるがん・・・・・・119
表・がんの診断と治療中・治療前後に使われる画像検査・・・・・・121
どうしてがんはできるのか(浸潤、転移・再発の仕組み)・・・・124
表・がんの進行度を示すTMN分類(国際的な規約)・・・・・・・・・132
表・ステージ分類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132
患者は「生存率」や「中央値」を気にするべきではない・・・・・・134
第5章 4期のがんでも助かる時代・・・・・・・・・・・・・・・139
ここまできたがん治療・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・140
表・放射線治療の治療装置と治療法・・・・・・・・・・・・152
夢から現実へ最先端がん治療・・・・・・・・・…・・…160
第6章 免疫力を維持するために・・・・・・・・・・・・・・・・・・175
表・免疫力と体力を維持する10か条・・・・・・・・・・177
あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・192