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真田美津城と真田丸のすべて

The Story of Sanada

監:小和田 哲男

紙版

内容紹介

歴史から戦略まで物語をよむようにわかる!

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」を観る前に一読すれば、戦国真田氏がどのような存在であったのかがよくわかる一冊です。
大河ドラマ「真田丸」の主人公でもある真田幸村(ドラマ内では本名「信繁」)を中心に、真田氏の礎を築いた幸綱(幸村の祖父)、真田氏の名を世に知らしめた智将昌幸(幸村の父)、そして、豊臣方についた昌幸・幸村に対し、徳川方についた信之(幸村の兄、信幸)を取り上げ、その歴史と合戦と戦略と逸話が、物語をよむように理解できます。
前半のハイライトは、徳川の資金で築いた城・上田城で、昌幸がその徳川を迎え撃った「第1次上田合戦」、父と弟は豊臣方へ、兄は徳川方へと決別した「犬伏の別れ」、昌幸の巧みな戦略で東軍の総大将徳川秀忠を足止めした「第2次上田合戦」。
後半のハイライトは、大坂の陣参陣に向け幸村(信繁)の「九度山脱出」、そして「冬の陣での真田丸の激闘」、最後は「夏の陣での幸村の最期」。
巻頭には、松代真田氏14代当主の真田幸俊氏と、監修者小和田哲男氏との対談「真田家の存続は戦国の奇跡だった!」を収録。見逃せない内容となっています。

【編集担当からのおすすめ情報】
巻頭の対談を読むと、真田氏が戦国時代を経て徳川の世にも続いたことが、どれほど奇跡的なことだったのかとわかります。徳川家康に二度も地団駄を踏ませた父・昌幸、冬の陣での真田丸での激闘で、徳川をきりきり舞いさせた幸村(信繁)。父子で3度も家康に煮え湯を飲ませた武将は、ほかにいないでしょう。
随所に写真・地図・図版も豊富に収録しました。
ぜひ、ドラマを観る前に読んでいただきたい本です。また、編成表なども収載していますので、ドラマを観ていてわからないことが出てきたときにも役に立つ一冊です。

ISBN:9784093884518
出版社:小学館
判型:A5
ページ数:112ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2015年11月
発売日:2015年11月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB