柳家喬太郎 江戸料理 平らげて一席
著:柳家 喬太郎
著:佐藤 俊一
内容紹介
柳家喬太郎が語る、江戸の食が要の噺35席
いま実力・人気ともNo.1の若手落語家・柳家喬太郎が、江戸の食が噺の要になっている落語について語ります。師の豊富で深い蘊蓄、そして演者としての視点からの演じ所、聞き所のツボが、高座そのままの軽妙な語り口で展開。喬太郎師匠の、"読む落語”とも言える一冊です。
本寸法の古典落語34席に、自身の新作『寿司屋水滸伝』も入った、厳選35席。
読んだら食べたくなってしまう、そんな江戸料理ラインナップには、料理そのものの歴史や解説も。落語を聞いた後、登場する料理を食べながら居酒屋で蘊蓄を一捻り、と言う、ひと味違う落語通を気取れる豆知識も付いています。
【編集担当からのおすすめ情報】
本寸法の古典、現代を鋭く優しく切った新作落語、どちらにも高い評価と熱狂的ファンを持つ、最もチケットの取れない若手落語家。噺家でありながら、筋金入りの落語オタクでもある喬太郎師匠の、思いのこもった濃~い落語語りです。師が憧れてきた昭和の名人の芸の話も盛り込まれ、喬太郎ファンでなくとも引き込まれる古典落語についての一人語りは、老いも若きも、落語通も初心者も必読の名解説、まさに喬太郎師匠の"読む落語”です。
目次
巻頭カラー口絵:噺の中の江戸料理
【初席】初天神/かつぎや/ふぐ鍋/明烏/うどんや/寿司屋水滸伝/居残り佐平次
【春席】饅頭こわい/長屋の花見/孝行糖/猫の災難/なめる/人形買い/おせつ徳三郎
【夏席】鮑のし/ちりとてちん/猫久/千両みかん/素人鰻/青菜/唐茄子屋政談
【秋席】芋俵/王子の狐/茄子娘/目黒の秋刀魚/強飯の女郎買い/禁酒番屋/阿武松
【冬席】たらちね/時そば/ねぎまの殿様/按摩の炬燵/味噌蔵/蒟蒻問答/二番煎じ
※各席、柳家喬太郎「口上」付
ISBN:9784093878883
。出版社:小学館
。判型:4-6
。ページ数:258ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2010年03月
。発売日:2010年02月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATX。