あした世界が、
著:柴崎 竜人
紙版
内容紹介
もし“何か”をやり直すことができるなら。
『彼が人生のなかで最も輝きを放っている瞬間を、
私はこの目で見ておきたかった。
もう二度と、忘れられないくらい』(本文より)
吉山朗美、二十八歳。
ある日目覚めると、十年前の自分に戻っていて……。
不意打ちのような、放課後のファーストキス――?
数年前に他界した父親との確執――?
それとも――?
なんのために、誰のために、朗美は過去に戻ったのか……!?
間違えてしまったこと、すれ違ってしまったひと……もし、“なにか”をやり直すことができるなら――。