せきれい荘のタマル
著:越谷 オサム
内容紹介
この男、あんがい理想かも!?
あとになって「ああしとけばよかった、こうしとけばよかった」って後悔するのは嫌なんだよ。
静岡から東京の大学に進学した石黒寿史は、同郷である法村珠美(のりたま)への恋心から、同じ映画研究部に入部する。
しかし寿史は、やたら面倒見のいい、同サークルの先輩・田丸大介(タマル)につきまとわれ、早朝マラソンに付き合わされそうになったり、あきらかに怪しいサークルのBBQに参加したりと、振り回されっぱなしの日々。
あげく、タマルまでがのりたまに恋心を抱き、猛攻撃を始めて――!?
「草食男子」「ことなかれ主義」な昨今を逆走するような男、タマル。
人の状況をおもんぱかれない奴ではあるが、人の心を思いやれる彼を、しだいに愛おしく感じること間違いなしです!
【編集担当からのおすすめ情報】
さっそく、たさんの反響の声が届いています!!!
「タマルめく」人、続々です!!!
お人よしを通り越してバカ。デリカシーという概念もない。なのになのに、とてもすさまじく人の気持ちを思いやることができる「タマル」。
学生だけでなく、学生時代を懐かしむ世代の人たちにもお薦めです。
一生懸命ってこういうことなんだって思えるのです。
立命館大学生協リンクショップ 山西尚子さん
タマルのくせに、タマらない先輩! キャンパスライフは劇(薬)的に変わります! 何年経っても忘れられないHOTな日々がここにある。
東北大学生協 文系書籍部 P.N sutoh KAEDE-KOENさん
すべて「相手のため」という気持ちのまっすぐさは女の子だったらクラリとくる。
あれ、いつの間にか私もタマル好きに……?
北海道大学4年 S.Kさん
熱い生き方を鼻で笑ってはいけない。
窮地に追い込まれたとき、こういう人が救ってくれる。
東京理科大学生協 町田店 P.N Nodaemdomameさん
タマルみたいに、すぐその場で言いたいこと言えたらいいのにな。
「争いごとをさけて我慢する」という私の今までの行動がバカみたいに思えてきました。
東京薬科大学2年 P.N 笙さん