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バッハの風景

樋口隆一バッハ論集成

著:樋口 隆一

紙版

内容紹介

小学館の『バッハ全集』(全15巻CD156枚)の刊行委員の一人でもある、バッハ研究者、樋口隆一氏のバッハ論の集大成である。樋口氏が初めてドイツに行ったのは1972年、当時26歳の大学院生、東西冷戦のさ中のライプツィッヒに着いたときの感動から、氏のバッハ研究は始まる。日本におけるバッハ受容はこの間、大きな変化をとげる。宗教音楽として敬遠されがちだったカンタータは、今日多くの聴衆の聴くところとなった。樋口氏は勤務先の明治学院大学で自らバッハ・アカデミーという演奏団体を設立し、指揮者として2000年より活動を続けている。'06年6月にはライプツィッヒのニコライ教会でカンタータを演奏する。氏のバッハに対する思いは深く、本書は平明な語り口の中に、隅々までバッハに対する愛情のあふれた本である。

ISBN:9784093861595
出版社:小学館
判型:A5
ページ数:338ページ
定価:3400円(本体)
発行年月日:2008年03月
発売日:2008年02月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVM