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いっしょにいるよ―子どもと裁判に出た犬 フランとハッシュの物語

著:涌井 学
監:NPO法人子ども支援センターつなっぐ

紙版

内容紹介

傷ついた子どもたちに寄り添う付添犬の物語

2020年8月、性虐待被害を受けた幼い子どもが、
裁判で証言をする際の精神的負担を和らげるために「付添犬」を伴って出廷するという
画期的な取り組みがなされました。
その出来事は、盲導犬をのぞき、
犬が法廷に立った日本初のケースとして、
さまざまな新聞・テレビでも取り上げられました。

「付添犬」とは、
虐待や性被害によって
傷ついた子どもたちの
ストレスや不安を軽減するため、
児童相談所などの面会やセラピー、
子どもに関する裁判などに
付き添う犬のことです。

子どもたちと関わってきた
弁護士・医師・獣医師などの大人たちが
なんとかして子どもたちを助けたいと、
手を取り合い、悪戦苦闘しながら
この「付添犬」制度を立ち上げる
実話をもとにした感動ストーリーです。

【編集担当からのおすすめ情報】
誰のことも信じられなくなった
傷ついた子どもたちに
「ひとりじゃないよ」
と犬を通じて
手をさしのべ続けた大人たち、
そして、その手をつかんだ子どもたち
さらにその子たちに寄り添った犬たちの
汗と涙がつまっている物語です。

ISBN:9784092272651
出版社:小学館
判型:4-6
ページ数:226ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2022年07月
発売日:2022年07月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ