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小学館文庫

ホムンクルス 2

著:山本 英夫

紙版

内容紹介

ロボットに見える、ヤクザの組長と対峙!!

カーホームレスだった名越は、70万円の謝礼で
トレパネーションという手術を受ける。
第六感が芽生えるかもしれないという
人体実験だったが、その日から、彼の左目だけで見た
人物が、異様なモノに見えてしまうようになってしまう。
ロボットに見えた、ヤクザの組長と再会した
名越は“指詰め組長”と呼ばれる男と
真剣に対峙することで
その核心に迫っていく・・・・・・
手術をした医大生・伊藤がいう
ホムンクルス(脳の中の小人)とは生き霊であり
心の歪みだという話を半信半疑で聞いていた
名越だったが、伊藤とともに
全身が砂のように見える女子高生と出会い・・・・・・

【編集担当からのおすすめ情報】
左目だけで見ると、見えてしまうホムンクルス(脳の中の小人)。
心の奥底に沈めてしまった生き霊みたいなものがある
人間が、異様なモノに見えてしまうということを、
少しずつ理解し、自分のためにも対峙していく主人公。
ここに現れる、“ロボット組長”、そして“砂の女子高生”!
その強さは、色あせることをしりません。

ISBN:9784091960139
出版社:小学館
判型:文庫
ページ数:352ページ
定価:780円(本体)
発行年月日:2015年05月
発売日:2015年05月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA