出版社を探す

ビッグゴールドコミックス

野性伝説 1

爪王 上

作:戸川 幸夫
画:矢口 高雄

紙版

内容紹介

野性動物と人間との接点を軸に、知られざる“野性の力”を描ききる!

▼第1章▼第2章▼第3章▼第4章▼第5章▼第6章 ●登場人物/じっちゃ(鷹匠。代々続いた鷹匠の家筋を守る最後の主。鷹匠歴60余年)。ゲン(じっちゃの孫。鷹匠に興味を持っている)。吹雪(角鷹。じっちゃが惚れ込んだ名鷹。メス)。 ●あらすじ/秋田・山形の東北地方の片隅に、武士階級の遊びとは異なる、角鷹を用いた「鷹狩り」が存在する。この角鷹は日本で最も大きな鷹で、その成長過程は他の野性動物の例にもれず厳しいものだ。後に、鷹匠の鷹「吹雪」となる角鷹の成長する様子が、第1章で語られる(第1話)。▼真室川の川沿いに、戦国時代に東北の片隅におこった鷹狩りの術を代々継承してきた鷹匠の末裔がいる。鷹匠として60余年を過ごしてきた、この「じっちゃ」の前に、一世一代の名鷹となりうる一羽の角鷹が現れた。年甲斐もなく胸を踊らせたじっちゃは、孫のゲンとともに角鷹を捕らえるべく山に赴く(第2話)。 ●本巻の特徴/第1章で角鷹の成長過程を、第2章で角鷹を捕獲する場面を、第3章~第5章までで、野性の鷹が鷹狩りの鷹となるまでの教育の課程が描かれる。

ISBN:9784091891716
出版社:小学館
判型:4-6変
ページ数:256ページ
定価:650円(本体)
発行年月日:1996年