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ビッグ コミックス

美味しんぼ 66

“究極の紅茶”

著:雁屋 哲
絵:花咲 アキラ

紙版

内容紹介

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/『究極のメニュー』の真価!?▼第2話/真心に応える食品▼第3話/出産のお祝い▼第4話/“究極の紅茶”(前編・中編・後編)▼第5話/ベトナムの卵(前編・後編)▼第6話/競馬で本年を占う!! ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)、栗田ゆう子(東西新聞文化部員。夫の山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)、海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探求者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/前に山岡たちが出した最高級のトリュフに気をよくした大原社主は、全線テレビ社長・皮山の「『究極のメニュー』とやらは、結局トリュフを超えられないのか?」という挑発的な意見に、つい「トリュフ以上の『究極のメニュー』を作る。出来ない場合は『究極のメニュー』作りをやめる!」と宣言。さっそく山岡たちに、1000万円かかってもいいから、トリュフ以上のものを作れと命令する。社主のあまりに子供じみた発言にあきれかえる山岡とゆう子…。そんな折、山岡たちの隣人で画家の貴恵子が、画学生としてイタリア留学の奨学金がもらえることになった。喜ぶ山岡とゆう子だが、夫と離れてまで留学したくないという。お金さえあれば、夫も一緒にイタリアへ渡れるのだが…(第1話)。▼富井副部長が局長から大目玉をくらった。理由は、昔“化学調味料”と呼ばれていたものが、今では“うま味調味料”と言い換えられていることを知らなかった富井が、「自然の“うま味調味料”は、“化学調味料”とはまったく違う」という記事を書いてしまったからだ。あいまいな名前で消費者を混乱させる日本企業のやり方に、富井はすっかり人間不信になってしまった…(第2話)。 ●本巻の特徴/板山会長は妻の誕生日プレゼントに、マイセンのティーセットを贈りたいと思っているのだが、紅茶の価値が分からない人には売りたくないと、アンティークショップの主人に言われてしまう。そこで、板山と山岡たちは、紅茶の味を探求すべくインドへと向かう(第4話)。 ●その他の登場キャラクター/東西新聞社主・大原(第1話)、全線テレビ社長・皮山(第1話)、帝都新聞・嶺山社長(第1話)、東西新聞文化部副部長・富井(第2、5話)、辰さん(第3話)、中松警部(第3話)、ニュー・ギンザ・デパート会長・板山(第4話)、団・ジュディ夫妻

ISBN:9784091844866
出版社:小学館
判型:B6
ページ数:208ページ
定価:650円(本体)
発行年月日:1998年08月
発売日:1998年06月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA