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ビッグコミックス

大平面の小さな罪

著:岡崎 二郎

紙版

内容紹介

二次元の世界を自由に操る美女が突然、現われた!

▼第1話/セーナ▼第2話/ミン▼第3話/サミーラ▼第4話/サキ▼第5話/リベリカ▼第6話/ライオット▼第7話/セーナ再び●登場人物/宇田川(広告デザイナー)、セーナ(「平面管理委員会」行動局員00818)、局長(セーナに一目置いている「平面管理委員会」の局長) ●あらすじ/ある日、JR新宿駅の駅貼りポスターが一区画すべて白紙に取り替えられるという事件が起こった。人気タレントの写真を使ったポスターだったので、最初はファン仕業と考えられた。しかし、一区画すべてのポスターを同じ大きさの白紙に取り替えるという念の入ったものだったので、同じ広告業界の者のイヤガラセではないかということでちょっとした話題になっていた。そんな折、広告会社に勤める宇田川がひとり会社で残業をしていると、なんと紙の中から女性が出てきた! 驚く彼に、セーナと名乗る彼女は「自分は、この世に存在する平面を管理する“平面管理委員会”という組織のメンバーで、あのJR新宿駅の駅貼りポスターの一件は自分のミスによるものだ」と打ち明けた。そのミスのおかげで2週間の謹慎処分を受けて憤慨している彼女は宇田川に「自分と組んで、新しい広告ビジネスをしないか」と持ちかけるのだが……… ●その他の登場キャラクター/酒井恵子(宇田川の秘書)、ミン(“力”を悪用して名画を盗み回る「平面管理委員会」行動局員)、サミーラ(“力”を占いに悪用する行動局員)、サキ(恐竜が写った写真を偽造する行動局員)、リベリカ(“力”を博打に悪用する行動局員)、ライオット(新しく任命された「平面管理委員会」局長)、イレウス(新局長のライオットと共に“力”を利用して悪事を画策する行動局員) ●その他のデータ/6次元オービフォルドのR変数(第2話)、ROM(第7話)、マイクロ・チップ(第7話)

ISBN:9784091842213
出版社:小学館
判型:B6
ページ数:224ページ
定価:485円(本体)
発行年月日:1996年