出版社を探す

ビッグコミックス

サッチモ 2

ダブルスチールの巻

作:やまさき 十三
画:北見 けんいち

紙版

内容紹介

ひょんなことからプロ野球の監督になった野球好きスカウト部長奮戦記

▼第1話/春一番▼第2話/ナマステ!!▼第3話/春の乱…!?▼第4話/にっちもサッチモ▼第5話/白いタオル▼第6話/“最下位脱出”…?▼第7話/噂の救世主…?▼第8話/前門の狼、後門の…!?▼第9話/みんなで“ワオ!!”▼第10話/談合レース ●登場人物/小川完太郎<サッチモ>(浦安バンタムズ・中継ぎ監督)、一平(小川の部下) ●あらすじ/広川がヘソを曲げ、バンタムズの監督を断った。広川傘下の中堂コーチがチームの実権をほぼ握っているとはいえ、監督として小川の続投が決定する。半ばを過ぎたキャンプの休日に競艇に行った選手にグランド10周を命じる中堂コーチ。だが、小川も監督賞の賞金稼ぎに競艇に行っていたため自らグランド10周に参加する。そこへ、謎の外国人が「日本のプロベースボールの救世主」となるためやって来るが、テストではまったく打てず、追い払われてしまう。その外国人が飛ばされたボールをグランドへ返球したのを見て、小川はその才能を見抜く(第1話)。▼キャンプの仕上げに行なわれていたバンタムズの紅白試合は、打てず、守れずの散々なものだった。外国人が気になっている小川は中堂コーチにもう一度テストするように頼むが聞き入れられなかった。そうこうするうち、ダイメイイーグルスとの非公式のオープン戦が開催されるが、ピッチャーは打たれまくりでマウンドは火の車状態に。そこで小川はすかさず外国人の起用を持ちかけ、無理矢理交替させてしまう。ヘンリー・ジョセフ・トインビーと名乗った彼の投げた第一球は…(第2話)。 ●本巻の特徴/天然ナックル? を投げる謎の外国人をトンビと名付け、自宅に下宿させる小川。開幕戦は勝利したものの、相変らずの最下位独走するが、選手の能力、性格、癖までも把握している小川の采配が少しずつ実り始め4位へ浮上、チームの雰囲気もよくなってきた。そこへ腕は確かだが問題ばかりおこす江波投手が移籍してくる。 ●その他の登場キャラクター/ヘンリー・ジョセフ・トインビー・通称トンビ(第1話)、中堂コーチ(第1話)、江波投手(第7話)

ISBN:9784091836328
出版社:小学館
判型:B6
ページ数:208ページ
定価:485円(本体)
発行年月日:1996年