出版社を探す

ビッグコミックス

ヤングマン 7

石と風と火

著:六田 登

紙版

内容紹介

明治日本。欲望渦巻く横浜で、霞五郎とその仲間たちが、新しい時代を目指す

▼第1話/初飛行▼第2話/脱走兵▼第3話/玉虫2号▼第4話/落者の群れ▼第5話/襲撃▼第6話/動力装置▼第7話/デモ飛行▼第8話/石と風と火▼第9話/風の噂▼第10話/情報過多▼第11話/火の舞い ●登場人物/霞五郎(富士山麓霊明寺の道士。比類なき魔物の正体を追い求める)権助(魔物を求める悪の道士。お仙から水晶玉を奪う)大村信(権介に魂を売り、術を使いこなす。)ジャン・リュック・ゴダール(人肉を喰って200年以上も生き続けている男) ●あらすじ/ゴダールと大村は、二宮忠八の描いた設計図を奪って作り上げた飛行機の試験飛行に成功する。そんなとき、五郎と母は口論をしていた。時代は確実に進んでいるという五郎の言葉に、母は“力”を道具に置き換え、それに振り回されるのが文明なら、そんなものはないほうがよいと言い出す(第1話)。▼一平太と郷力、それに二宮は行軍中、空のかなたに飛行機の影を見る。その後の戦闘で死体の山を目のあたりにした彼らは、その飛行機に立ち向かうため、同じものをもう一機作ってそれで撃墜しようと考える。そしてそのために脱走を試みることを誓いあうのだった(第2話)。 ●本巻の特徴/本巻では世界初の飛行機をめぐるゴダールたちと若者組の争い。そして、崑崙の生き残りを束ねる“石”と“風”と“火”の3人と五郎たちの戦いを軸に描かれる。

ISBN:9784091832672
出版社:小学館
判型:B6
ページ数:226ページ
定価:485円(本体)
発行年月日:1994年