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ビッグ コミックス

三丁目の夕日 夕焼けの詩 31

三丁目探偵団

著:西岸 良平

紙版

内容紹介

昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。

▼第1話/子守り唄▼第2話/やきもち▼第3話/冬桜▼第4話/羽子板▼第5話/僕はカメラマン▼第6話/おしくらまんじゅう▼第7話/おじゃま虫▼第8話/啓蟄(けいちつ)▼第9話/春夜の怪▼第10話/春闘▼第11話/蜃気楼▼第12話/蚕(かいこ)▼第13話/三丁目探偵団▼第14話/縁(えん) ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/東京タワーへの学校見学を楽しみにしている一平の姿を見て、鈴木さん夫婦は息子が幼い頃の日々を思い出した。幼かった頃の一平は神経質で食も細く、色々と心配させられることも多かった。加えて、生活もあまり余裕はなかったのだが、それはそれで楽しい日々であったと今では思う。そして、その頃ほんとうに幼かった一平にも、脳裏に深く残る思い出のメロディがあった(第1話)。▼ずっと一人っ子だった美加に弟が誕生する。すると、お母さんやお婆さんなど周りの大人達は、弟・光太郎につきっきりになり、自分にかまってくれなくなった。面白くない美加は、黒ネコの迷信を使って一計をめぐらす…(第2話)。▼夫に先立たれ、3人の子供達は全て結婚して自分の元から巣立っていった……大田菊子さんは人生の黄昏を感じていた。そんな菊子さんが住んでいる3丁目に、ロマンス・グレーの小説家・佐伯が越して来る。家が近いこともあり二人の仲は徐々に親密になっていった。ある日、新聞に独り暮らしの老婆を狙うロマンス・グレーの詐欺師の事件が報道されたことで、菊子さんは不安を感じ始める…(第3話)。 ●その他のDATA/昭和30年代風物詩~豆カメラ(第5話)、二眼レフ(第5話)、スタート35(第5話)、馬乗り(第6話)、啓蟄(第8話)、蜃気楼(第11話)、蚕(第12話)、あぶり出し(第13話)、十二支(第13話)

ISBN:9784091827012
出版社:小学館
判型:B6
ページ数:218ページ
定価:505円(本体)
発行年月日:1991年11月
発売日:1991年09月30日